葬祭業者が提供するサービスの内容も多様化し、、最近では、飲食・接待を含め
　　て依頼する人も多いようです。
　　都民調査の結果では、葬祭業者を利用した人が９２％います。葬祭費用のなかで
　　も、葬祭業者への支払いが最も大きな出費ですが、飲食・接待を含めて依頼した
　　人の平均支払額は２１４万９千円でした。しかし、支払額にも大きな幅があり、
　　５０万円から１００万円未満の人が９％、３５０万円以上の人も１６％います。
　　　飲食・接待費を含めない場合の平均額は１３０万円で、全体の３分の２の人
　　は１５０万円未満です。葬祭業者への支払いは、葬儀を行った会場によっても
　　差があり、自宅、集会所、公営の斎場の場合は１３０万円程度、寺や民間の斎場
　　、教会の場合は２００万円を越えています

　この葬祭業者への支払額に対する印象は安かったとする人が９％に対し、高
　　かったとする人が４１％と、多くの人が高く感じています。同時に、葬祭費用
　　の高低の判断は難しいようで、半数の人がどちらともいえないとしています。
　　　安かったとの印象をもつ人の支払い平均額は８１万円、高かった人の平均額
　　は１７９万円と２倍いじょうです。

葬祭業者がこれまで都民に提供した葬儀費用の平均価格は最高クラスで総額
　　５１４万円、最低クラスで４１万円と１０倍もの開きがありました。
　　特に開きがあるのは祭壇、外装設備、お棺、式場使用料が目立ちます。

葬儀を行った会場別費用をみると、寺院での最高クラスの費用が４８６万円民間
　　の斎場でも３８２万円弱と、非常に高くなっています。
　　　総じて価格が低いのは、自宅や集会場を利用した場合です。最多クラスの平均を
　　みても寺院利用（１４８万円）と自宅利用（９９万円）とでは４９万円の差があり
　　ます。